日本数式処理学会 第15期第2回 教育分科会

開催のお知らせ

標記の通り,日本数式処理学会 第15期第2回 教育分科会のワークショップの開催をご案内致します。皆様のご参加,よろしくお願い致します。

日時
2021年8月29日(日)09:45 ~ 17:00
場所
オンライン(参加方法は参加を希望される方に別途ご連絡します)
形式
講演を中心とする,参加者でのディスカッションを中心としたセッション制
主催
一般社団法人日本数式処理学会 教育分科会
主題
数学分野のCBTにおける諸課題と数式処理の可能性
内容
COVID-19を契機に急速に浸透しつつあるオンライン学習において, 学習者の到達度評価も CBT(Computer Based Testing) で行うことが理想です。 しかしながら,特に数学分野においては, 数式の入出力やその正答判定に加え,証明問題などの記述式問題への対応も求められます。 今回のワークショップでは,これら数学分野におけるCBTの諸課題を取り上げ, 数式処理ならではの解決方法の模索を議論していきたいと思います。

プログラム

8月29日(日)
09:45 - 09:50 開会の挨拶
09:50 - 11:10 【セッション】CBTと論証(チェア: 亀田真澄(山陽小野田市立山口東京理科大学))

話題提供: 中等数学の証明問題と自動採点における課題(青山雄太郎・長坂耕作(神戸大学))

11:20 - 12:20 【セッション】CBTと教授法(チェア: 金子真隆(東邦大学))

話題提供: CBTにおける方略指導の活かし方(高橋正(甲南大学))

13:30 - 14:30 【セッション】CBTと演習課題(チェア: 長坂耕作(神戸大学))

話題提供: 大学数学の反転教育における数式処理の応用(劉雪峰(新潟大学))

14:40 - 15:40 【セッション】CBTと定期試験(チェア: 金子真隆(東邦大学))

話題提供: 大学初年次科目のCBTの実践報告 ~基礎数学のリメディアル教育における定期試験~(亀田真澄(山陽小野田市立山口東京理科大学))

15:50 - 17:00 【セッション】CBTと到達度評価(チェア: 高橋正(甲南大学))

話題提供: 問題項目間の依存性の評価に関する検討(中川幸一(埼玉大学))

17:00 - 閉会の挨拶と懇親会

参加方法など

参加方法

Zoomでの開催となります。参加のために必要なURLなどは,日本数式処理学会会員メーリングリストでご案内予定ですが,メーリングリストに未登録の方でご参加頂ける方は,下記連絡先まで,名前と所属をお知らせ下さい。開催までにURL等をご連絡します。

連絡先

ご質問・ご要望は,教育分科会運営委員会委員長 長坂耕作(nagasaka@main.h.kobe-u.ac.jp)まで