日本数式処理学会2012年3月定期理事会議事録

理事会 10008号



日本数式処理学会2012年3月定期理事会を下記により開催した.
開催日時2012年3月21日 10時30分〜11時30分
開催場所神戸大学
出席理事齋藤友克 会長,村尾裕一 副会長,野呂正行 副会長, 高橋正 理事,関川浩 理事
出席監事竹島卓 監事,白柳潔 監事
出席理事数の確認理事会を開会するにあたって, 日本数式処理学会会長齋藤友克は, 定款の定めるところにより議長となり全理事5名中5名が出席し, 全監事2名中2名が出席していることを確認した.
定足数の確認 理事会開催に必要な理事の定足数は, 定款48条に定められた理事数5名の過半数の3名である事を確認した.
日本数式処理学会会長齋藤友克は, 10時30分理事会の開会を宣言した.

第1号議案 活動報告
1.退会報告

関川浩 理事

下記6名の会員より退会の申出がありましたのでご報告致します.
  • 会員番号 431(正会員)
  • 会員番号 565(正会員)
  • 会員番号 170(正会員)
  • 会員番号 465(正会員)
  • 会員番号 31(正会員)
  • 会員番号 549(正会員)
2.会誌等の発行状況

齋藤友克 会長

学会誌「CJssac」第1巻は整版は終了しており印刷待ちの状態です. 印刷は来月の予定です.

「数式処理」は,原稿の最終整形の状態です.

3.CD作成状況

関川浩 理事

「数式処理」のアーカイブをCDに焼き20周年の行事として会員に配布する 件ですが現在数式処理のデータアーカイブを統一したデータ構成にする 作業はほぼ終了している.
pdfにした場合会誌の紙面と少々異なる出来上がりになる. これは印刷時のプログラムと現在のプログラムの環境変化による. 一応,各原稿の開始ページと終了ページは揃えるよう作業している. 行送り,文字制御は作業量の問題と今後のことを考慮し統一しない方針である.

4.選挙管理委員会報告

齋藤友克 会長

選挙管理委員会より以下の報告がありまました.

4.1 立候補者

2012年2月14日24時,第11期日本数式処理学会代表会員選挙管理委員会 は立候補受付を終了した.

立候補者は次のとおりである.

  1. 立候補者名

    氏名所属特記事項
    齋藤 友克AlphaOmega Inc.選挙規程第11条2項の2
    長坂 耕作神戸大学
    高橋 正甲南大学選挙規程第11条2項の2
    関川 浩東海大学選挙規程第11条2項の2
    穴井 宏和(株)富士通研究所
    竹島 卓金沢工業大学選挙規程第11条2項の2
    屋並 仁史(株)富士通研究所
    大橋 真也千葉県立東葛飾高等学校
    澤田 浩之産業技術総合研究所
    宮地 力国立スポーツ科学センター
    藤村 雅代防衛大学校
    白柳 潔東邦大学選挙規程第11条2項の2
    松本 茂樹甲南大学
    近藤 祐史香川高等専門学校
    村尾 裕一電気通信大学選挙規程第11条2項の2
    四ツ谷 晶二龍谷大学
    中村 泰之名古屋大学
    佐藤 洋祐東京理科大学
    中川 重和倉敷芸術科学大学
    兵頭 礼子AlphaOmega Inc.
    藤本 光史福岡教育大学
    木村 欣司京都大学
    濱田 龍義福岡大学
    岩根 秀直(株)富士通研究所
    野呂 正行神戸大学選挙規程第10条3項

    立候補届け出順

  2. 以上,25名の立候補者で確定いたしました.
  3. 立候補者数が代表会員の定員27名に達しておりませんので, 選挙は投票を実施致しません(日本数式処理学会代表会員選出規定第16条).
  4. 立候補者全員の当選が確定いたしました.

2012年2月14日
日本数式処理学会選挙管理委員会

4.2 推薦人免除書
社団法人日本数式処理学会会長 齋藤友克は, 代表会員選出規程第11条2項の2推薦人免除書を発行した.

推薦人免除書

社団法人日本数式処理学会
選挙管理委員長
澤田浩之 殿
社団法人日本数式処理学会会長 齋藤友克は, 代表会員選出規程第11条2項の2 による推薦人免除書を提出いたします.
齋藤友克,村尾裕一,野呂正行,関川浩,高橋正,白柳潔,竹島卓 7名の代表会員立候補にあたって推薦人のリストの提出を免除します.
なおこの書面をもって会長が立候補者に交付する免除書といたします.

2012年2月1日
社団法人日本数式処理学会
会長 齋藤友克

4.3 立候補推薦
社団法人日本数式処理学会会長 齋藤友克は, 代表会員選出規程第10条3項の規定にもとづき立候補推薦をした.

立候補者推薦

社団法人日本数式処理学会
選挙管理委員長
澤田浩之 殿
社団法人日本数式処理学会会長 齋藤友克は, 代表会員選出規程第10条3項の規定にもとづき 正会員 野呂正行を代表会員立候補者として推薦します.

2012年2月12日
社団法人日本数式処理学会
会長 齋藤友克

慎重審議の結果全会一致で活動報告は承認された.

第2号議案 著作権書面

野呂正行 副会長

学会誌掲載記事に関して, 著作権等の学会への帰属に関して問題が発生しました.

「日本数式処理学会著作権規程」

現在の著作権規程は,2009/4/1 に施行されたものです.
第 1 条[目的]
本規程は,日本数式処理学会(以下,本学会という) 発行の出版物に投稿される論文および解説記事(以下,論文等という) の著作者の著作権の取扱いに関して取決めるものである.

第 2 条[著作権の範囲]
本規程において著作権とは, 著作権法第 21 条から第 28 条までに規定するすべての権利 (複製権,上演権及び演奏権,上映権,公衆送信権,口述権,展示権,頒布権, 譲渡権, 貸与権, 翻訳権, 翻案権, 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利)を含むものとする.

第 3 条[著作権の譲渡]

  1. 学会に投稿される論文等に関する国内外の著作権は本学会に最終原稿が 投稿された時点から原則として本学会に譲渡される.
  2. 特別な事情により前項 1 の原則が適用できない場合,著作者は, 当該著作物の投稿または寄稿時に,その旨を本学会あてに申し出るものとする. その場合の著作権の取扱いについては, 著作者と本学会との間で協議の上措置する.
  3. 著作者から本学会への著作権の譲渡は,著作者が, 本規程で定める本学会の著作権に関する内容を確認し, 投稿時に定められている手段を用いて著作権譲渡の意思を表明の上, 本学会に著作物を投稿または寄稿し, 当該著作物を本学会が受領した段階で成立するものとする.
  4. 本学会が著作権譲渡書を既に受領している著作物が, 本学会発行の論文誌等に掲載不可となった場合には, その時点で本学会が保有する当該著作物の著作権を著作者に対して返還する.
となっております.当然依頼原稿であれ上記の規定が適用されます. 著作権規程は,2009/4/1 に施行されたものです. また,編集権は当初から本学会が所持しておりました.
今回,紙面の構成に関して著者よりのクレームがありましたが 本クレームは編集権が著者にあると考え違いをしたものと解釈されます.

慎重審議の結果全会一致で下記の3点が確認された.

  1. 理事会はここに「数式処理」の編集に関わる権利は, 当学会に帰属することを改めて確認する.
  2. 特別な事情により著作権の譲渡ができない場合の取扱いは, 理事会の議決事項とする.
  3. 学会会員以外の原稿に関しては,明示的な書面を必要とする.

第3号議案 東北研究会開催
濱田 龍義 システム分科会運営委員長より 基礎理論分科会、システム分科会の合同研究会開催の報告とともに
「東日本大震災で被害を受けた地域に対して, 微力ながら何か支援として今後3年もしくは5年程度の期間, 何らかの形で研究会を東北地域で開催する事を提案したい.」
との提案が常任委員会へ提出されました.

理事会は,本提案を慎重審議の結果, 「今後3年もしくは5年程度の期間学会の主催による研究会を東北地域で開催する」 と議決する.

第4号議案 名誉会員推挙発議

齋藤友克 会長

竹島卓代表会員は, 日本数式処理学会創設依頼20年にわたり役員を務められ数式処理の発展に 貢献されております. そこで,理事会は総会に対し竹島卓さんを定款第6条2項の名誉会員とすることを 提案する.
なお竹島卓は議場においてこの推薦を同意しているむね発言した.

理事会は,本提案を慎重審議の結果, 満場一致で総会に対し名誉会員推挙発議することを議決した.

第5号議案 2011年度予算書字句修正

関川浩 理事

2011 年度決算処理中に, 2011 年度予算の次年度繰越金の記述に計算間違いがあることが判明しました. よって, 繰越金の金額を 1,310,476 円から 677,476 円に修正する.

理事会は,本提案を慎重審議の結果,全会一致で当該金額を修正する.

2012年3月21日
会長 齋藤友克
副会長 村尾裕一
副会長 野呂正行
理事 関川浩
理事 高橋正
監事 竹島卓
監事 白柳潔

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